FRB急速利上げ継続へ
嫌なニュースですよね。
13日発表の6月の消費者物価上昇率は前年同月比9.1%と伸びが加速しました。
FRB(米連邦準備制度理事会)は景気を犠牲にしてでもインフレ抑制のために急速な利上げを継続するみたいです。
ニューヨーク・マンハッタンの日本食レストランでは「いくら人件費を上げても人は集まらないし、家賃や原材料費も高騰して経営は楽にならない」と悲鳴が上がっているみたいです。
このお店ではコロナ禍前の2019年では残業代も含め約2800円/時の時給だったが今は約4400円/時でも人はなかなか集まらず一部店舗を閉鎖したとの事。
ロシアのウクライナ侵攻等を背景とする原油や原材料の値上がりでガソリンが59.9%、食品が10.4%上昇。
日本でもほとんどの食料品が値上がりしていますもんね。
何千、何万の商品が値上がりし続けています。
ついでにガソリンも。
日本でもインフレが激しいですが、日本と米国では同じインフレでも大きな違いがあります。
日本と米国のインフレ要因の違い
日本と米国でのインフレ要因の違いがあります。
それは賃金の上昇です。
日本では失われた30年等といわれ殆ど賃金があがっていません。
その間デフレの為賃金が上がらなくても生活レベルはあまり変わらなかったのですが今みたいなインフレ突入すると試算が目減りして大きな問題となります。
その点米国は順調に収入も上がってましたので好景気でした。
関連記事はこちら→135円越え!ビックマックで考える。
ただ米国でもインフレのスピードが速すぎて賃金上昇が追い付かず、家計は苦しくなっています。
小売り大手のウォールマートが4月に自社のトラックドライバーに初年度から最高で11万ドル(約1500万円)の給与を支払うと話題になりました。
転職したいです(笑)
いかに人材不足かも見て取れます。
ある調査によると景気後退入りしたとみる割合が15%。23年末迄の景気後退予想は60%を超えています。
円安の影響で投資信託等の価額基準がそんなに下がっていないのが幸いしていますがS&P500に投資している私としては米国経済が冷え込み過ぎると色々考えてしまいます。
我慢の時が続くかもしれないのでメンタルを鍛えていきます。
では。

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